バンド
arches アーチズ
Q1.バンド結成の経緯は?
Takuro: 僕たち、ロンドンの大学に通ってたんだよね。
Jack: そう、そこで仲良くなって。Takuro が学校の課題で映像作品を作っていた時に音楽が必要になって。僕に「音楽作りに興味はある?」と声をかけてくれたのがきっかけ。そこから一緒に楽曲を作るようになり、今のバンドへと進化していった感じかな。
Takuro: あれが僕たちの初めてのコラボだった。
Q2.arches の音楽ルーツは?
Takuro: 僕たちはオルタナティブ・ロックから大きな影響を受けていて、なかでもシューゲイザーやノイズロックが自分たちのルーツになってる。
Jack: インスピレーションの源として大きいのは、主に90年代の音楽かな。アメリカの Duster (ダスター) や、The Smashing Pumpkins (スマッシング・パンプキンズ)、アイルランドの My Bloody Valentine (マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン) あたりのバンドが、僕たちの音楽のベースになってる。
Takuro: あとは、その時代の日本のバンドからも影響を受けていて。特に NUMBER GIRL (ナンバーガール) は、大好きなバンドの一つなんだ。
Q3.今気になってる日本のアーティストは?
Takuro: やっぱり NUMBER GIRL と Boris (ボリス) はずっと聴いてる。
Jack: Sorry No Camisole (ソーリーノーキャミソール)。彼女たちはパフォーマンスもスタイルも素晴らしくて、とてもクール。それと Modern Jazz War (モダン・ジャズ・ウォー) や DYGL (デイグロー) だね。
Q4.東京の好きなスポットは?
Takuro: 渋谷の Beatcafe (ビートカフェ)。以前、フォトグラファーの中野道くんが連れてってくれたんだけど、すごく素敵なところだよ。
Jack: 神保町かな。アートブックを集めるのが大好きだから、あのエリアは本好きにとっては天国みたいな場所だね。
Q5.日本の好きな漫画は?
Takuro: 僕は『進撃の巨人』がすごく好き。
Jack: 『デスノート』。
Q6.日本での経験や出会いは、活動にどう影響している?
Takuro: 音楽で自分自身を表現する上で、日本のバンドはパフォーマンスしている時とそうでない時とで、まるで別人のように感じるんだ。そういう姿を見ると、僕自身すごく刺激をもらえる。
Jack: 僕はいつも、日本の人たちの仕事に対するクオリティの突き詰め方に刺激を受けているんだ。「自分たちよりもずっと真剣に仕事に向き合っている人たちが常にいるんだ」って、ハッとさせられるというか。毎回自分のベストを尽くさなきゃ、と背中を押されてる。
Q7.初めてのフルアルバムのコンセプトを教えてください。
Takuro: 主に、僕たち4人自身について、だね。
Jack: 僕たちのバンドは、もともと明確なコンセプトを掲げて制作するタイプではないんだ。 ただ、これまでのスタイルと大きく違うのは曲の作り方で。以前は僕ひとりが曲作りを手掛けてたけど、今回はメンバーそれぞれが作った曲を持ち寄って、みんなで形にしていったんだ。バンドとしてすごくポジティブな変化だし、大きな強みになったと思う。
Takuro: 僕たちなりの新しいミックススタイルを取り入れたこのアルバムに、みんながどんな反応をしてくれるか楽しみだよ。
Q8.日本と香港の文化を比べてみて思うことは?
Takuro: 僕は日本のアートやファッションが本当に大好きなんだ。それから、日本と香港では、人とのコミュニケーションの取り方にもはっきり違いがあると感じてる。日本の人たちはより繊細に言葉を選ぶ傾向があって、香港の人たちはもっと率直に話す印象がある。どちらのスタイルにも独自の良さがあって、それぞれの文化が表れていると思う。
Q9.日本の印象は?
Jack: 僕も日本が本当に大好き。日本の音楽をたくさん聴くし、漫画もよく読んでる。日本の人たちは親切だし、大好きな友人もいっぱいいるから、またみんなに会えるのがすごく楽しみなんだ。行くたびに新しい友達ができるのも嬉しい。日本は、僕にとってとにかく居心地の良い場所。
Q10.今後の arches の目標を教えてください。
Takuro: 僕は流れに身を任せるような感じかな。
Jack: 自分たちの到達点をさらに超えながら、ただ純粋に音楽を作り続けること。それに尽きるのかなと思う。
Q11.日本のみんなに一言!
Jack: ライブに来てくれてありがとう。arches を支えてくれるみんなに感謝します。We love you!
Takuro: 僕も同じ気持ちだよ。ありがとう、日本。
(左) Jack (ジャック)、(右) Takuro (タクロウ)