俳優
Haruka Imou 芋生悠
Q1.女優を目指したきっかけは?
ずっと空手をやっていましたが、なかなか試合で勝てなくなって、夢が一つ霞んでいったというか、自分が空手選手としてやっていけるのかどうかっていうのが不安に思って。それが中学3年生の時だったんですけど、空手がなくなったら夢が無くなっちゃうって思って落ち込んでた時に、美術の授業で描いた絵が文集の表紙になったんです。絵の才能を見出してもらったことが嬉しくて、それで高校は美術の受験をしました。ずっと自画像を書いていたんですけど、その中で表現することに興味を持ち始めて自分でコンテストに応募しました。漠然と役者というよりかは、表現することをやってみたいなっていうのがきっかけです。
Q2.洋服や役柄によって別人に見えることがあるのですが、役で意識されていることは?
映画やドラマなどはロケーションが決まったら、その場所でずっと撮影をしたりするのですが、場所の空気とかそこに染み付いてる匂いとか、そういうのからもらうことが多いです。衣装もそうですが、衣装合わせの段階で「こういう服を着る人なんだ」っていうのが自分の中に入っていって、どうしてこういう服を着ているのかとか、そういうところから肉付けしていってますね。考えてる過程とかも結構楽しくて。あとは、その場所に行ってしまえば、衣装を着て、ヘアメイクやってもらうと、もうスイッチが切り替わる感じです。
Q3.憧れの存在は?
母親ですね。自分にとっての道しるべみたいな人で、本当にやりたいって言ったこと全部やらせてもらってたし、女優業もどうなっていくか分からない道だけど後押ししてくれたり。母親の姿も一番近くで見てるからこんなに美しくて、たくましい人はいないなと思ってます。
Q4.お仕事の原動力は?
お芝居をしている時が一番生き生きしているなというのは自分で感じます。本当に楽しいし、自分にとっては役者に生かされてるというか、他にないのでシンプルに役者をやってる時間が楽しいっていうのが原動力です。
Q5.芋生さんが見た東京はどんな街?
ほんとに学生の頃からずっと東京に出たくて (笑)。神社で友達と2人で「東京に早く行きたいね。」って話してました。出身が田舎で外の世界ってどんな世界なんだろうっていうのがずっと気になってて、いざ東京に出てくると、最初色んなことが新鮮で。今も色んな人と出会えるし、東京って色んな人達がいる場所だから、より自分が会話したい人に出会える場所ではあるかなと思います。どんどん大人になるとそうなんですけど大事な人が浮かび上がってきて、同じ志を持った人達に絞られてくるのもいいなと思います。
Q6.これからの目標は?
今25歳で、私は死ぬまで役者をやりたいなと思っているんですけど、これからが楽しみでもあり、年齢的にちょうど狭間な感じはしているので葛藤もあります。でもそれよりは将来の女優をやってる芋生悠のために何が残せるのかなっていうのを色々考えながら、いま起きてる全部が蓄えになるって信じて、色んなことに感度高くいたいなと思います。
Q7.告知、宣伝などがあれば教えてください。
2023年4月14日 (金)に熊本地震のチャリティー活動で「熊本に虹を架ける映画館」というイベントを開催します。熊本県出身の女優の小沢まゆさんと2人で立ち上げたもので、2016年からやっているのですが今回で9回目となります。
■ 「熊本に虹を架ける映画館」開館詳細
日時: 2023年4月14日 (金)19:00~
場所: 池袋 HUMAX シネマズにて (2作品連続上映後トークショー開催)
料金: 一律1800円
チケット料金から900円を熊本地震および令和2年7月豪雨の復興支援に充てさせていただきます。
*オリジナル T シャツを限定販売し、売上から経費等を差し引いた全額を復興支援に充てます。
*チケット料金とは別に会場に募金箱を設置し、募金して頂いた全額を復興支援に充てます。
*最新情報は「熊本に虹を架ける映画館」公式Twitter 公式Twitter でチェック。