1950年代、日本のアスリートを支えるために開発された「マラソンタビ」。その伝説的なアーカイブが、約10年に渡り共鳴し続けてきた ASICS と KIKO KOSTADINOV の手によって、2026年の最先端へと解き放たれる。
日本の伝統的な地下足袋の構造から着想を得た「スプリットトゥ」デザインを採用した本アイテムは、単なる復刻ではない。自然な足の可動を妨げないフィット感と、現代の素材構成が融合した、軽量かつ機能的なシルエットを追求している。
ILERGI FF ¥33,000
また、本アイテムのローンチは、アメリカ人アーティストの Ryan Trecartin が企画・監督を務める実験的なアートプロジェクト「BUCKLE YUP」の始動と重なり合う。東京や沖縄を舞台に、ファッションとビジュアルアート、そして商業文化の境界を探求するこの映像シリーズは、2026年を通してロサンゼルスやロンドンでも展開。ファッションを「着るアート」として再定義する、両者の大胆な進化を象徴している。
今後数ヶ月の間には、「ILARGI FF」に続く新たなタビシューズの展開も控えており、共通のデザイン哲学に基づいた対話はさらに加速していく。伝統の深い敬意と、既成概念を覆す前衛的な精神。その交差点から生まれる革新的なプロダクトの行方に、今後も注目したい。