俳優
Nico Aoto 蒼戸虹子
Q.1 最近ハマっているもの・ことは?
パン作りにハマっています。少し落ち込んでいたときに、気分転換になればと思って始めたのですが、無心で作業に集中できるのですっかり気に入ってしまって。最近は塩パンなどを作っています。
Q.2 普段お休みの日はどのように過ごしていますか?
基本的に家で過ごすことが多いです。家ではギターを弾いたり、たまにふらっと一人で映画館へ行くこともあります。
Q.3 お気に入りの映画は?
『ワン・バトル・アフター・アナザー』です。3時間もあるのですが、展開が次々と変わるのであっという間に感じました。見どころも多くて、特に坂道でのカーチェイスのシーンは、見ていてすごくワクワクしました。
Q.4 これだけは誰にも負けない! と思うところはどこですか?
まだまだ練習中なのですが、ずっと続けているのはギターです。小学3年生から始めて、最近はドラムができる友だちもできて、ちょっとバンドっぽいことも始めました。
Q.5 座右の銘は?
「なるようになる」。お芝居を始めて1年ぐらいしか経っていないですし、初めてのことに対して不安はあったりするんですが、「なるようになるよな」と思えば、まず目の前のことを頑張ろうと思える気がします。
Q.6 今後挑戦したいことは?
音楽が好きなので、音楽と関わるような映画に出てみたいなって思っています。
Q.7 12月26日に公開される映画『白の花実』についてもお伺いさせてください。出演が決まったときの思いや撮影を通してのエピソードは何かありますか?
この映画が初めてのお芝居のお仕事だったので、オーディションはすごく緊張しました。でも、ずっと映画が大好きだったので、出演が決まったときは「自分が好きな映画の世界の中にいられるんだ」と思えて、すごく嬉しかったです。正直、漠然とした不安もあったんですが、撮影前に監督とのワークショップがあって。そこで、私たちが何でも話しやすい雰囲気を作ってくださったんです。不安に思っていることをお互いに共有できたので、安心して現場に入ることができました。
Q.8 演じた役と自分自身との共通点・違うところはありましたか?
莉花は、感情を人にうまく出せなかったり、悩みを誰かに打ち明けられなかったりするところがあって、その部分にとても共感しました。作中に登場する莉花の日記では、外には出せない分、彼女の感情がすごく溢れていて。読んでいて「わかるな」と思える瞬間がたくさんありました。
Q.9 お互いの印象は?
美絽とは初対面が2人きりだったんですが、お互いかなりの人見知りで(笑)。本当に一言も喋れなかったんです。でも、時間をかけて一緒に過ごすなかで、少しずつ距離が縮まって、気づいたら本当に仲良くなっていました。杏慈は最初からたくさん話しかけてくれて、その存在があったからこそ、3人の関係も自然と深まったと思っています。
Q.10 最後に映画の見どころを教えてください。
答えがはっきり用意されていないところが、この映画の魅力だと思っています。自分の気持ちも、相手の気持ちもよくわからないまま揺れたり、将来への不安を抱えたりするところも含めて、すごくリアルで。そのなかで、少しずつ自分自身と向き合おうとしたり、葛藤しながら進んでいく姿がとてもかっこいいなと感じました。観る人それぞれが、どこか「わかる」と思える瞬間がきっとある作品だと思います。