シンガーソングライター / 8月8日生まれ / コペンハーゲン在住
Mina Okabe ミイナ・オカベ
Q1.自己紹介をお願いします!
デンマークと日本にルーツに持つ、シンガーソングライターです。ロンドン、ニューヨーク、マニラを経て、今はコペンハーゲンに住んでいます。さまざまな場所で育ち、色んな音楽に触れてきたことが、私の音楽の原点。曲作りが大好きで、今は2025年の春にリリース予定のセカンド・アルバムの仕上げに取り掛かっているところ。私が歳を重ねたことを感じてもらえる気がしていて、このアルバムをシェアするのが待ちきれないです。その中には今まで書いたことのないようなこと、例えば家族や友情について書いたものもあります。
Q2.シンガーソングライターになろうと思ったきっかけは?
昔から歌うことが大好きで、歌手になりたいと思っていました。物心ついたときからずっと曲を書いていたけど、16歳のときにもっと真剣に取り組み始め、毎日曲を書いては気に入った曲をSoundCloudで公開していました。 最初の数年間は、いろいろなプロデューサーやレーベルに送っても何も起こらなかったけど、今のレーベルが私の曲を見つけてくれて、一緒に仕事をするようになりました。
Q3.楽曲を制作する時のインスピレーション源は?
私の歌詞は、いつもパーソナルな経験や感情がベースになっています。周りの環境や一緒に仕事をしている人たちから影響を受けることも。今度のアルバムは、プロデューサーのリロイ・クランピットと一緒に作りました。彼はニュージーランド出身で、LAを拠点に活動しているので、アルバムのほとんどをLAで制作しました。アルバムのサウンドは、LAの環境や天候にも影響されたと思う。リロイとの仕事も、彼がとても上手なので、すごく刺激なりました。
Q4.11月15日にリリースされたばかりの『Strong (Acoustic)』も、とてもパーソナルで感情的なのが印象的でした。なぜ今回のスタイルにアレンジされたんですか?
バルセロナ出身のパウとダリアの2人のギターを聴いたとき、一緒にやってみたいと思ったので、自分からアプローチしました。どんなものが出来るか自分でも予想は出来なかったけど、完成したものを聴いた時、いい意味で驚きもありました。感情がもっと強調されるというか、原曲とはまた違う曲のように感じています。
Q5.自分の曲の中で一番のお気に入りは?理由も教えて!
どの曲も私にとっては大切ですが、特にお気に入りなのは、最新作の『Making Plans』。この曲は私にとってとてもパーソナルで傷つきやすい曲なので、多分人前で演奏するのに一番緊張すると思う。コペンハーゲンのお家で一人で書きました。コペンハーゲンにいた時、私はリロイにギターで書いた曲をたくさん送っていて、その中でも『Making Plans』は最も印象的な曲のひとつです。
Q6.『Making Plans』にちなんで、楽しみにしている予定は?
私はいつもプランをたくさん作るのが好きなんです!(笑) まずは来年のアルバムがリリースされること。ツアーもやりたいし、日本にまた戻ってきてショーもやりたい。音楽と一緒に世界を旅できるといいなと思っています。
Q7.自分のプレイリストのトップ5を教えて。
Duele – Natalia Lafourcade
Tell Him – Ms. Lauryn Hill
We Never Knew – Beharie
Ay No Puedo – The Marias
All About Our Love – Sade
Q8.邦楽で好きな曲は?
若い頃、母が日本のポップスをたくさん聴いていて、中でも宇多田ヒカル、レミオロメン、aikoが好き。
Q9.東京にきたら絶対にすることは?
まず最初にコンビニに行って、お菓子とおにぎりを買います!
Q10.東京で好きな場所やお店は?
新宿御苑には絶対に行きます。あそこで芝生に座って、本を読みながらコーヒーを飲むのが大好き。本屋に行って写真集を見るのも好きです。特に行くお店は決めてないけど、新しい場所を探索するのを楽しんでいます。東京には素敵なカフェがたくさんあるので、いろいろなエリアで新しいカフェを試したり。あと、いつもたくさん食べます!
Q11.最近気になるブランドやアイテムは?
パロマウール!どの服もとてもユニークだから。でも、古着屋でお買い物することが多いです。ユニークなアイテムを見つけるのは楽しいし、サステナブルだから!
Q12.最近ハマっていることは?
最近フェンダーの新しいアコスティクギターをゲットしました!これでライブをするのが待ちきれないです。今日着ているストライプのトップスもお気に入り。私が物心ついたときからコペンハーゲンにある「Nørgaard på Strøget」のもので、母も同じものを持っています。それを借りてばかりいたので、最近自分用にも買いました。
Q13.最後に、今後の目標は?
音楽を仕事にしていることを、とてもラッキーに思っています。だからこそこのまま続けていきたいし、もっとアルバムがリリースできるようにたくさんの人に聴いてもらって、さらに色々な場所で大きなショーをやりたいです!