2021.10.12
【レポート:edol qon】部分的にダメージ差のある方も、きれいにムラなく仕上がるリメイクカラー①
by Ronnie hair & nail 土居 真司
【レポート:edol qon】部分的にダメージ差のある方も、きれいにムラなく仕上がるリメイクカラー① by Ronnie hair & nail 土居 真司
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【レポート:edol qon】
部分的にダメージ差のある方も、きれいにムラなく仕上がるリメイクカラー①
by Ronnie hair & nail 土居 真司
ダメージによる発色ムラを防ぎシンプルに透明感カラーが表現できる、リメイクカラーを紹介します。
ハイトーンのデザインをされるお客さまが多くなって、バレイヤージュやハイライトなど、部分的なダメージ差のある方が増えています。ハイトーン毛はどうしてもコンディションに差が出てしまい、ムラ染まりになりやすい。しかし、ダメージ差があり難しいハイトーン毛に、あえてファッションカラーとしてエドルクオンを使うことで沈み込みなくきれいに仕上げることができます。
【プロセス】
①ブリーチでリタッチ、流し
②フォイルワーク
③オンカラー 根元~毛先
※注意ポイント:毛先が暗くならないように時間差で塗布
オレンジみや黄みを感じさせない柔らかさのあるベージュを表現。
ダメージのある部分に寒色系を使用する場合、
強く発色しないようにPをMIXして柔らかさをだす。
デザイン部分は、明るさを残すためにCLR-PXでフォイルワーク。
10分程度放置し、フォイルを外し、毛先の薬剤を重ね塗り。
5分程度放置し、薄く色を入れる。
【使用カラー剤】
① プレライトニング
エドル ブリーチ、OX4%×3倍
② オンカラー
[根元~中間]
Be-7q + WA-9q 2:1、OX4%
[毛先]
Be-11q + CLR-PX + WA-11q + P-11q 3:3:1:10%、OX4%
➂フォイル
CLR-PX OX2%
→Be-11q + CLR-PX + WA-11q + P-11q 3:3:1:10%、OX4%
【デザインテクニック】
シャドールーツで、落ち着きとやわらかな束感を表現。
顔回りはハイライトがたまりやすいので、フロントはやや幅を細めに。2~3cmスライスで前に引き出して塗布。フロントからバックに向い、根元の暗く残す幅を広くし、自然になじむハイライトデザインを表現。
【仕上がり】
=どんなお客様におすすめですか?=
ハイライトやバレイヤージュなど部分的にダメージ差の大きく塗り分けや修正が難しいケース、デザインチェンジをシンプルかつ短時間で行う場合にお勧めです。
また、褪色で明るくなりすぎるのが嫌な方、色を持たせたい方にも気に入ってもらえますよ。
=おススメトークを教えてください。=
“(ハイライト等の)以前のデザインを活かしてきれいにデザインチェンジできます。”
“ファッションカラーと比べて、色持ちが良く、褪色してもベージュっぽさが残り明るくなり過ぎずキレイです。“
など、今の状態をうまく活かして楽しめる、「リメイクする」ポイントを伝えること