Hotel Olympia は、Olympia Le-Tan のシグネチャーである刺繍とカラフルでウィットに富む作品が特徴のブランド。2回目の開催となる本イベントで展開されるすべてのコレクションが、Hotel Olympia 最大のテーマである「食」にまつわるデザインとなっている。パンデミック以降、Olympia Le-Tan は複雑ながらも可愛らしいケーキ作りに情熱を注ぎ、その作品たちを T シャツやトートバッグ、バレッタ、テーブルリネンなどに落とし込んだそう。今年の干支であるウサギを祝うために作られたウサギケーキや、「はぐれものに送る歌」をイメージした黒い羊などが顔をのぞかせる。
さらに今回は、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト Aurel Schmidt (オーレル・シュミット) が新しくデザインを手がけたロゴがあしらわれた新作アパレルを先行発売。このロゴは、空想のホテル Hotel Olympia に彼女ならではのホラーテイストを加え、キュートで奇妙な世界観を表現したもの。ネコやクモ、ハエ、ネズミなどがホテルとともに描かれ、キッチュなデザインに心がくすぐられる。
また、愛らしい Olympia Le-Tan のリボンロゴが復活。スウェットやキャップ、クッションに刺繍されるほか、フランスのメイド服からインスパイアされた、ストライプ柄のミニドローイングバッグにもプリントデザインであしらわれている。
加えて、Olympia Le-Tan の父でイラストレーターの Pierre Le-Tan (ピエール・ル・タン) のアート作品も揃う。彼の初期作品シリーズの一部や1970年代の雑誌「THE NEW YOKER」の表紙案、イギリスの出版社 Faber & Faber の本の表紙イラスト、さらに、1960年代に描かれた、プライベートモノクロスケッチも展示、販売予定。
イベント初日には、ドローイングバッグを購入、かつ税込2万円以上買い物をすると、先着で Olympia Le-Tan 本人によるイニシャルサービスイベントに参加できるそうなので、この機会にぜひ訪れたい。