「関与」、「反抗」、「革命」というテーマのもと生まれた本コレクション。「地球にやさしい」とされているものの、実際には2万回以上使用しなければ生産の環境への影響は打ち消されないというコットントートバッグを、MARINE SERRE がロング丈でカジュアルなユニセックスなデザインにリメイクしたアイテムが登場。さらに、アイコニックな月モチーフがうっすらと散りばめられたグレーやブラックのデニム、夜明けや夕暮れに着想を得たT シャツ、レザーアイテムに加え、リサイクルされた釣り糸や網から作られたモアレもお披露目された。
また、タペストリー、ジャカード、プロケードなど、インテリアに使用される装飾性の高いデッドストック生地が応用され、体のラインをなぞるようなパッチワークが制作された。オレンジのラインが曲線を強調した複雑ながらもミニマルなシルエットで、祖母の家にあるような生地がモダンなアイテムへと生まれ変わって登場。
最後に、対照的なトップステッチを用いたブラックのテーラードデザインからなるフェミニンなルックと、花柄模様でアシッドグリーントーンのリパーパス シルクスカーフのスタイルが本コレクションのフィナーレを飾った。