Dropアイコンが自ら選出!高瀬真奈が語る、歴代ナンバーワンスナップとは
今回インタビューさせていただいたのは、20歳という若さで大手企業の広告出演やブランドルック・ビューティーなどモデルとして幅広く活躍する高瀬真奈。トータル出演回数40回の中で、思い入れのあるスナップについて聞いてみました。
ー 今回は表題の通り、思い入れのあるスナップについて聞いていくんだけど、ところで真奈ちゃんは最近のおうち時間ではどんな事をしてるの?
Mana 去年の冬に念願だったウクレレを買ったので、弾く練習をしてますね。
ー ウクレレもできちゃうの?ちなみにどんな曲で?
Mana 所属するモデル事務所のマネージャーさんから、どうぶつの森の曲でとリクエストがあったのでその曲で練習してるんですが、結構難しくて。いつか皆さんに披露したいな。
ー まさかどうぶつの森の曲とは。では本題に!真奈ちゃんがDroptokyoに出演した述べ40回の出演の中で「一番印象に残っているスナップ」は?
Mana 今年の1月に撮影していただいた成人式の振袖のスナップです。
12.01.2020
Photography: Kazuma Iwano
Mana わざわざ地元の山梨の成人式まで来ていただき、スナップを撮影してくださいました。
ー いい光と本当にいい表情。
Mana 日の出前から準備をして、日が昇る6時くらいに待ち合わせして撮影しました。地元って地元の空気感とかあるじゃないですか、地元に居る時のオフ感というか。東京でやってる事と同じことをするんですが自分のホームで撮影する不思議な感じもありましたし、何より印象深かったのが、最初から最後まで両親がそばにいて撮影風景を見てくれた事。
ー まさに親孝行だね!
Mana そうですね!普段は撮影現場を見てもらう機会はなかなかないので、両親にどんな感じで私が仕事をしているのかを見せれたのも思い出ですね。なんなら、撮影してくれた一真さんより両親の方が撮影風景を携帯で記録していました(笑)
ー その光景を想像したらニヤニヤする。話変わるけど、真奈ちゃんは普段から洋服がすごく好きだよね?
Mana はい。好きです!
ー そんな洋服好きの真奈ちゃんが「またこのコーディネートしたい」と思えるスナップはあるかな?
Mana 2019年の秋に撮影した、Paul Smithとの企画撮影のコーディネートです。
01.10.2019
Photography: Dai Yamashiro
Mana ずっとセットアップのコーディネートがすごく好きなのもあって、このポールスミスのチェックのセットアップは一番自分らしいというかスタイリングもすごく好みで。
ー まだ当時建設中だった国立競技場付近で撮影したスナップだ!スタイリストの井田さんと真奈ちゃんと僕の三人で!そういえばこの時にセットアップのコーディネートにハマってるって言ってたような。
Mana はい!この撮影の前からセットアップコーデは好きで、それを察していたのかスタイリストの井田さんがセットアップでスタイリングしてくださって嬉しかったです。あと撮影現場までは井田さんの車で向かったんですが、その車中での会話が3人でコントしてるみたいですごく楽しかった(笑)
ー そうそう!自分じゃない誰かになり切って話をしていくやつ!(笑)
Mana 他にも、2年前の冬に撮影したMCMのスナップもセットアップ風で、いまの気分に合いますね。
12.12.2018
Photography: Dai Yamashiro
ー この撮影の時、多忙でスケジュールがなかなか取れない真奈ちゃんだったので、僕が撮影現場付近まで行ったよね!
Mana そうです、通勤ラッシュ時間の四谷まで。なので後ろにチラチラおじさんが写ってるんですけど、普段のストリートスナップにもあんまりない感じも面白いですよね。
ー 初の四谷だったし撮影しがいがあったよ。
Mana このスナップを撮影したすぐ後に、次の現場に行ったら、スタッフさんがそのスナップ現場を目撃していたらしく、とても恥ずかしかったです(笑)
ー 毎回色々なエピソードがあると思うんだけど、その中でも「この撮影が1番楽しかった」というスナップはあるかな?
Mana 去年の冬に行った、初ニューヨークでのスナップです。
01.01.2020
Photography: Keisei Arai
Mana 海外のスナップは本当に全部思い出に残ってるし、楽しかった!この時は、初めてのニューヨークという街にワクワクしていた時。お気に入りのMaison Margielaのヒールブーツに、現地でゲットしたコートとサングラスを合わせて、憧れの街を歩きながらスナップしてもらったからですかね!
ー この真奈ちゃん、19歳とは思えないくらい大人っぽくてかっこいい!
Mana 写真からも感じるニューヨークらしい街並みや、地下鉄でのスナップが特にカッコよくて気に入ってます。ファッションウィークの時期に行ったので、ハイブランドのショーを見たのも初めてだったので、ずっとワクワクしていました!
ー 僕も初めてのニューヨークはルンルンで歩いてたよ!では最後に真奈ちゃんが思う「歴代No1スナップ」は?
Mana たくさん好きな写真があって迷うけど、去年の夏にパリで撮影したLACOSTEとの企画スナップです。
04.06.2019
Photography: Kazuma Iwano
Mana パリに行くのがずっと夢だったので、夢を叶えたスナップです。このパリでの撮影はいつも東京でやっていることを、憧れのパリで行う高揚感もあったし、街並みも全部が憧れの対象で。実際にLACOSTEのショーやテニスの試合を見たり、今までにない経験がたくさんできたタイミングだったので、自分の中ではステージが一個上がったような、その後のお仕事のモチベーションもぐっと変わった瞬間でした。
ー 確かにモデルの仕事をしている中で、ファッションの聖地での経験ができる機会は貴重だよね。ちなみにこの時は、モデル何年目?
Mana モデルを初めて1年半、東京に上京して丸一年経った時でした。懐かし気もするし、でも時が経つのは早い気もして、なんだか不思議な感覚です。
あ!もう少し話してもいいですか?実は、あと2つ悩んだスナップがあるんです。モデル活動をする前に撮影してもらったスナップが2つあって。
ー なになに!それも知りたい!
Mana まず一つ目が2017年の夏に撮影したこのスナップです。
01.08.2017
Photography: Kazuma Iwano
ー 高校生時代のスナップだね!
Mana はい!まだ当時は地元の山梨に住んでいる高校生の時で、たまにサロンモデルとかをしていたのですが、ご縁あって今の事務所にスカウトしていただいて。その時はモデルになる予定もなく、普通に就職しようと思ってたんですが、スカウトされたことで自分にしかできないことがあるのかもというのも思って、チャレンジしてみるしかないなと。ここからモデル業を本格的にスタートしました!
ー 2つ目のスナップはそれから約一ヶ月後に、また東京に行く機会がありその時に撮影してもらったスナップです!
23.08.2017
Photography: Kazuma Iwano
ー さっきの写真から、またグッと変わった印象があるんだけど、2回目の撮影はどんなことを意識してたの?
Mana この時もまだまだ右も左もわからない状態でしたが、現場の空気感からスイッチが入った感じがあって。でもまだ撮影に対して慣れてなかったので、恥ずかしさあったんですが、いろいろ撮っていく中でここで恥ずかしがってたら次にいけないと、ふと思ったんです!
ー 周りからもすごい反響があったんじゃない?
Mana このスナップが掲載されてから事務所にも問い合わせがたくさんきましたし、今でも撮影現場のリファレンスで「この写真見たいな雰囲気で行こう!」と言ってもらえることや3年経った今でも、SNSなどでこの写真を好きだと載せてくれる方もたくさんいらっしゃって。当時、学校の友達からも好評で反響がたくさんありました。それまで自分のSNSに掲載していた写真はサロンモデル写真がほとんどだったので、周りも誰も私がモデルになるとは思ってなかったと思いますが、この写真で本当にモデルになるのかなみたいな。そんな雰囲気もありました。この写真をDroptokyoのインスタグラムに載せていただいた時、私のアカウントのフォロワーが信じられないくらい一気に増えて。5000人以上は1日で増えて、びっくりしました。まさに人生変わった一枚というかターニングポイントですね。
名前:高瀬真奈
職業:モデル(ホリデー)
Text: Dai Yamashiro