5W1H EDITION YACO

伝説のファッションエディター、ダイアナ・ヴリーランドはかつて京都に訪れた際「日本には石油やダイヤモンド、金は無い。その代わりに日本人にはスタイルがある」と語った。日本人にはスタイルがある。陳腐な表現だが、ファッションは廃れても、スタイルは永遠なのだ。

 

東京が培ってきた、かけがえの無いスタイルを追い求めて9年。Droptokyo は、今日もストリートで写真を撮り続けている。昔からの顔見知りから、ストリートのニューフェイスまで、咄嗟にカメラを向けたくなるのは、目に入った瞬間に訴えかけてくるスタイルがある人。大量消費、もといソーシャルメディア社会の中で埋もれてしまいがちな”オリジナリティ”という武器は、東京の街角で一際光を放って見える。

©Droptokyo

Droptokyo による新連載「5W1H」では、東京を代表するストリートファッショニスタによるデイリーワードローブを、シーン、アイテム、そしてスタイリングにフォーカスしてドキュメント。どんな　(What) 洋服を、When (いつ)、Where (どこで)、How (どのように) 着るのか。

 

シリーズ第1回では、ジェンダーレスなブロンドヘアと、気だるい身のこなしで独特の世界観を放つ Yaco のスタイルの秘訣を探ってみよう。

 

 

Yaco -Official account-さん(@yaco_offi)が投稿した写真 – 2015 10月 15 7:26午前 PDT

 
＜プロフィール＞
Yaco / ヤコ
モデル
INSTAGRAM: @yaco_offi
TWITTER: @yak0xxx
BLOG: http://yak0xxx-droptokyo.tumblr.com/

 

 

【STYLE 1】10月17日 (土)
最寄り駅近くの街に用を済ますときはオールインワンで出掛ける。着衣も楽だしコーディネートも合わせやすくお勧め。仕事が休みの日は、安息感と居心地の良さを感じるブラウン系の色味で身を繕う。
 

【STYLE 2】10/19 (月)
今日は友人の LIVE にラフなブラックスタイルで立ち寄った。大事なのはロックな気分を盛り上げてくれる、ライダースとサングラス。へそを大胆に出して、自分らしいスタイリングに。
 

【STYLE 3】10/21 (水)
パーティーに行くときは、上品なシルエットの中に私らしい大胆な露出がキー。ヴィンテージのトレンチコートは会場に着く道中の防寒でもあるけれど、外観的にも気高くみえるから。
 

【STYLE 4】10/23 (金)
海までドライブに行く時のスタイル。微風にもなびく、軽やかなアウターがポイント。真っさらな気持ちで、真っ白な服をまとったら不思議と心も軽くなる。

 

【STYLE 5】10/25 (日)
友達とランチに行く日は、カジュアルな気分でその日を過ごしたい思いで、デニム 地のプロダクトを選ぶことが多い。タイトなシルエットのアクセントに花柄のチェーンバックは必需品。