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シアトル発「ROOY (ルーイ)」日本初上陸 次世代シューズデザイナーを発掘するIT×シューズメーカー

26

February

2016

PARCO (パルコ) が運営するインキュベート・クラウドファンディング「BOOSTER (ブースター)」。「インキュベーション(=新しい才能の発見と応援)」をテーマに掲げてきた PARCO が、様々な資源を活用してプロジェクトの実現をサポートし、サポーターと一緒にクリエイティブな挑戦を世の中に送り出してきた BOOSTER だが、いま一つのプロジェクトが注目を集めている。

 

そのプロジェクトのオーナーは、シアトルに拠点を置くアメリカ発の IT ×シューズメーカー「ROOY (ルーイ)」だ。同サービスは、クラウドにいる世界中のシューズデザイナーからデザイン案を募集し、届いた中から数パターンを選んでシューズを制作。そしてオンラインや提携する店舗で販売し、選ばれたクリエイターに売り上げを還元するというもの。現在、全世界で1200人以上のシューズデザイナーが登録しており、バラエティに富んだデザイン案が集まっている。登録デザイナーには若手の他、Nike (ナイキ) や adidas (アディダス) の靴づくりを手がけたデザイナーもいるとのこと。

 

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そんな ROOY が日本に初進出を果たす。アジアでは韓国に次いで2カ国目となるこの上陸を応援すべく、BOOSTER 発信のプロジェクトが立ち上がった。クラウドソーシングを活用した靴づくりという新しいビジネスモデルでグローバルな注目を集める、気鋭のベンチャー企業が日本進出のプロモーション&販路拡大のための資金調達が目的となっている。

 

同プロジェクトの発足にあたり、“Parco×Rooy Design Challenge「MADE FOR JAPAN」”と銘打ち、2015年7月31日〜8月25日に ROOY のウェブサイトでデザイン案を募集した。そして、その中から3人のデザイナーを選出し、現在プロトタイプを池袋PARCO、渋谷PARCOにて展示中だ。

 

今回選ばれた3人のデザイナーが作るシューズは、PARCO 店舗でのイベント、や販売サポートも今後、検討されるとのこと。まったく新しい靴づくりの仕組みが登場する瞬間を、一緒に応援してみてはいかがだろうか?

 

同プロジェクトの詳細はコチラから。
URL: http://www.booster-parco.com/project/34
 

■「MADE FOR JAPAN」で選ばれた3ブランド

 

KO-JD Loafer

KO-JD Loafer

 

アメリカのデザイナー・Malith Waharaka によってデザイン。日本の下駄と上履きから着想を得た「KO-JD Loafer」は、ファッション性とサステナビリティを兼ね備えた一品に仕上がっています。フェルト地と藍染めのデニムによって優しい履き心地が実現しています。使用しているデニムは、世界的に有名なデニム産地である日本・岡山のクロキデニム。他のデニムブランドが真似できない独自の染色技術を持ち、質の高い製品を提供している、日本が誇るこだわりのデニムです。デザイナーはスリランカ二世のバージニア工科大学の学院生。下駄や上履きといった日本のミニマルなプロダクトの影響から、物持ちの良いものを志向する、感度の高い消費者に向けた新しい価値を提供したいと考えています。
https://www.rooy.com/launch/ko-jd-loafer

 

gett.

gett.

 

ブラジルのデザイナー・Getulio Luizによってデザイン。日本の“サムライ”にインスパイアされた「gett.」は、現代の若者文化と伝統文化を組み合わせる温故知新のデザインになっています。世界で支持されるビブラム社のソールを使用しており、快適な履き心地を約束します。
シューズデザイナーとして10年のキャリアがあり、さらにシューズデザインに関する講師を8年勤めています。常に新しいものを求め、靴に携わるこの職業に強い愛着を持っています。日本のカルチャーから強い影響を受け、過去と現在の若者カルチャーを融合をコンセプトとしています。日本の伝統的な武士などからデザインを着想しています。
https://www.rooy.com/launch/gett

 

haiku

haiku

 

メキシコのデザイナー・Quetzal Ramosによってデザイン。下駄や草履といった日本式のサンダルからインスパイアされた「haiku」は、俳句にその名を借りているように、「必要なものしかない」というシンプルさ、そして優雅さを履き心地を追求したデザインになっています。デザイナーは、大学でインダストリアルデザインの学士号を取得。常にシンプルであることを意識して、機能的かつ軽量なデザインを行っています。日本の下駄や俳句といった、余分な要素がなく、シンプルな考え方がとても好きで影響を受けています。
https://www.rooy.com/launch/haiku

 

 

 

 

■ROOY創業者 Ryan kang (ライアン・カン) からのメッセージ

 

 

「私たちの願いは、新しいシューズデザイナーをマーケットに広め、新しいクリエイティブを求めている人々との幸福な出会いを創造していくことです。今回、その想いを共有できる、パルコのクラウドファンディング BOOSTER と一緒にコラボレーションする機会を得ました。これはデザイナーのリスクを軽減し、熱いコンペティションの中から優れたデザインを生み出していくまったく新しい靴づくりの仕組みです。私たちと一緒にデザイナーの夢を応援してもらえたらうれしいです。よろしくお願いいたします。

 

私は、いわゆるベンチャー企業の創業者や社長とは違うタイプだと思います。なぜなら、私は生まれながらにして「靴職人」としての DNA を脈々と受け継いでいるからです。私の父は「BOO Young’s」というシューズメーカーを経営していたので、私は幼い頃からよく父の靴工場に出入りして、職人たちの靴づくりを目の当たりにしてきました。いま考えると、私の靴づくりに対する強いパッションはこの時期にかたちづくられたのだと思います。

 

高校を卒業して、インディアナ大学でファイナンスを学んだ後、私はコーネル大学に入りMBAを取得しました。そしてコーネル大学を卒業後、当然のように父が経営しているシューズメーカーに社員として入社して、靴づくりの知識や業界で生きて行くために必要なことを学びました。 ちょうどこの頃、私は「BOO Young’sが持っている靴づくりの伝統的な技術を活用して、世の中に新しい価値提供ができないものか?」と考えていました。そしてある時、今の ROOY 創業につながるアイディアを閃きました。それは「今はまだ表舞台に立っていないシューズデザイナーも含め、靴づくりに興味や才能を持つ世界中の全ての人に、靴づくりに携わるチャンスを提供できるサステナブルな靴づくりプラットホーム」という今までにないまったく新しい靴づくりのコンセプトでした。

 

それから、このコンセプトを実現するために必要なことを考え、実現の鍵はクラウドソーシングと、売上に応じて利益を作り手とシェアするレベニューシェアの2つの仕組みを融合することだと確信するようになりました。クラウドソーシングの仕組みによって、世界中の素晴らしいシューズデザイナーとつながることが可能になりますし、レベニューシェアの仕組みを通じて、デザイナーを中心にしたエコシステムをつくることができます。

 

こうして辿り着いたのが、伝統的な靴づくりの技術に加え、クラウドソーシングとレベニューシェアを柱とするわたしたち ROOY のプラットホームです。ROOY のプラットホームには、シューズ業界をグローバルにより良くするインパクトがあると確信しています。シューズデザイナーと工場・販売店が上下関係ではなく、水平線から太陽が昇るように、対等な関係で同じ方角を向いて成長していけるような世界を目指します。そして、シューズデザイナーがアメイジングな靴づくりに向けて、他の何事にも邪魔されず、クリエイティブに全力投球できる環境づくりを実現したいと考えています。

 

「日本の皆さん、応援よろしくお願いします。」

 

 

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